限られた時間の中でしたが、外国のオンブズマン、地方公共団体の代表者や地方オンブズマン、学者、行政相談委員等が直接、情報交換を行うことができましたことは、国内外の行政苦情救済制度の実際の姿を知るためにも極めて有意義なものでありました。各種の討議の中で、ユージン・ビガノフスキー氏からは外国オンブズマンとの連携の可能性が示唆され、南オーストラリア州においてはわが国の行政相談制度を参考にした制度改正が研究されている等海外においてもわが国の行政相談制度が注目を集めていること、また、カム・チウ・ウン氏からはマレーシアにおける苦情の迅速な処理システム確立への努力の現況のご報告がされたこと、国内問題としては各種相談機関との相互連携の必要性が強く認識されたことは、わが国の行政相談制度の発展のためにも非常に大きな成果を挙げることができました。